みんな大好き鶏肉!
他のお肉より安くてヘルシー、そして遜色なく美味しい。鶏肉が何だかんだ1番好きという方も多いのではないでしょうか?
そんな家庭の味方である鶏肉。
冬の季節は風邪の予防にもなる食べ物だってご存知でしたか?
その理由をこの記事で解説します!
のどや鼻の粘膜を強化する「ビタミンA」が豊富
鶏肉は他のお肉よりもビタミンAが豊富。
ビタミンAにはのどや鼻の粘膜を強化する役割があります。粘膜には風邪菌を撃退する力がありますので、たくさん摂ることで風邪を未然に防ぐことができるのです。その他視力の回復効果なども見込めるとのこと。
ビタミンAは動物性食品が摂るのが基本で、肉全般や魚類、乳製品から摂るのが基本ですが、鶏肉にはなんと豚や牛と比較して2~7倍もたくさん含まれています。日常的に鶏肉を食べることで粘膜を強化できるというわけですね。
冬場は鍋の具材として鶏肉を使うことも多いと思いますし、思い浮かべてみると鶏肉を食べる機会というのは多いと思います。本能的にそういった栄養を求めているということなのかもしれません。
効率が良いのはレバー。しかし摂り過ぎに注意
鶏のレバーと豚のレバーは圧倒的にビタミンAの含有率が高く、鶏肉をお腹いっぱい食べるよりもレバーを1かけら食べた方が必要な量のビタミンAを一気に摂取することが可能です。対して牛のレバーは鶏や豚の1/10程度しか含んでおらず、大きな差があります。
しかしながらビタミンAには過剰摂取によって身体がダメージを受けることがある栄養素でもあります。鶏や豚レバーに含まれているビタミンAはあまりに多すぎるため、食材として"日常的に"利用するのは危険です(あまりないとは思いますが…)
特に妊娠中の方は胎児に悪影響があるとも言われています。妊娠中はレバーを食べるのは避けた方が良いと言われますが、こういう理由があるようですね。
油と一緒に食べると吸収率アップ
ビタミンAは油と共に摂取すると吸収率が良くなる性質があります。
なので、揚げ物や炒め物などにして食べるとより効率的に摂ることが可能です。
鶏肉と言えば唐揚げですが、とても理に適った食べ方のようですね。他にも野菜炒めや炒飯に鶏肉を入れるとか、スープの中に入れるとか、冬場でも美味しく食べられる料理はたくさんありますね。長期間無理なく食べることもできそうです。
ビタミンAが多く含まれる食材は日常的に食卓に並べにくいものも多く、頻繁に使えそうなのは人参やほうれん草と言った一部の野菜くらい。しかし鶏肉料理を多めに食べることくらいはあまり苦痛なく行うことができると思います。「どうしても今月は風邪を引けない…!」というような忙しい時期の強い味方になってくれます。
このような理由から適切な量をなるべく毎日摂取するのに、鶏肉という選択肢はかなり有用であると言えるのです。
まとめ
風邪の予防に鶏肉。
それは粘膜を強化するビタミンAが豊富に含まれているからでした。
鶏肉は比較的多めというだけで物凄く多いわけではありません。しかし、肉や魚はできるだけ毎日主食として食べたい...という人も多いと思います。
そういう時に「特定の栄養素を摂る!」と意識して料理をしたり献立を考えるのはかなり大変ですが、「鶏肉をなるべく使う」というだけなら誰でも簡単にできるというのがミソだと思います。
この時期、どうにも風邪を引きやすくて困っているという方は、是非今日からでもお試し下さいませ!