誰しも日々の生活で誰かに頼みごとをしたい時、ありますよね。仕事でミスをした時とか…手が塞がってる時の家事とか…言うことを聞かない子供に話をする時とか…。
人にわざわざ頼むような内容は「どうしても」ということやなかなか言い出しにくいことがほとんど。できれば相手にも聞き入れてほしいと思ってしまいますが、相手の都合によっては断られるということも決して少なくない話。心が折れそうになることもしばしばです。
何とか少しでも相手に聞いてもらえる可能性が高い方法はないものか。そう思っている方は非常に多い…というより全ての方がそう思っていると言っても過言ではありません。
実はあるんです!
しかも誰でもできる方法が!
それは「右耳に話しかける」という簡単な方法。
気遣い1つで誰でもできるような些細なことです。
しかし、たったそれだけのことで変わるものなのか?気のせいではないか?そういった疑問も湧いてくると思います。それらの疑問を解消できる内容をこの記事では取り上げます!
右脳と左脳の判断の違い
一般的に感覚的な事柄は右脳で。
論理的な事柄は左脳でそれぞれ処理されると言われています。
そして右耳から取り入れた情報は左脳(論理)
左耳から取り入れた情報は右脳(感覚)に入ります。
耳からの情報はクロスして脳に入って行くと覚えておくと良いでしょう。
この脳の処理能力の関係により、右耳から入った言葉はその内容を論理的に解釈されるため、聞き手は感情的になり辛く、状況を正確に理解してくれるため頼みごとを聞いてもらいやすくなるというからくりになっているようです。
自分が聞き手に回る場合(主に電話など)では、重要な話は右耳を使って聞いた方が、記憶の定着率も高く、また話の理解も進みます。逆にクレームのような聞き流しておきたい話は左耳で取るようにすると、理解力が下がり「どうでもいい」と思いやすくなります。メンタルケアの観点でも利用価値がありそうですね。
非常に感覚的なお話ではありますが、実際に行われた実験では左からの頼み事の成功率が17%だったのに対し、右からの頼み事は34%が成功と約2倍高い結果が出ています。
この結論は事前準備などを何も行わず、周りの人に積極的に話しかけて得たもので、日常生活に根ざした結果として価値が高いのもポイントです。
まとめ
頼み事は右から話しかけた方が良い。
その理由は右脳と左脳の判断の違いによるものでした。
上手く行っても34%と3回に1回なのが世知辛い感じですが、5回に1回未満が3回に1回成功になると考えると希望も見えてきます。
もし相手の右側に回り込むことが可能な状況なら、不自然にならないよう上手いこと右側をポジショニングできるように立ち回ると理想を実現しやすくなるかもしれません。
本音を言えばこんなことをしなくとも、できる限り頼み事をすんなり聞いてくれる温かい人に恵まれるような生き方がしたい…ですけどね…!